プレス金型を使った生産

「金型とは」の中でも説明したように、金型にはいくつかの種類があります。その中でも、プレス加工に使われる“プレス金型”を使うことで、製品の加工精度が高まり、他の加工方法に比べて桁違いに生産性が向上しました。ここでは、「プレス加工」と「プレス金型」にスポットを当てて紹介していきます。

プレス加工とは?

プレス加工とは、プレス機械に取り付けた金型と金型の間に「素材となる板材」を挟みこんで加工する方法です。素材となる板材は、製品用に細かく切断した「スケッチ材」、製品の幅に合わせた大きな平板である「ストリップ材」、帯状に切断したものを巻き取った「コイル材」などがあります。これらの素材を、「絞り、曲げ、抜き」を基本にして、さまざまな製品を形作っていきます。

プレス金型を使った主な生産品

・自動車部品(ボディ、床材、サスペンション、ブレーキ、ステアリングなど)
・電子部品(チューナー、スイッチ、コネクタ、リードフレームなど)
・精密機器(腕時計、オルゴール、タイプライタ、カメラなど)
・おもちゃ(ブリキのおもちゃなど)

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